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ロシアによる米大統領選挙工作とトランプ支援

米国民主党全国委員会のコンピューター・サーバーがハッキングされ、民主党本部によるバーニー・サンダース議員への意図的なサボタージュを示す2万通のe-mailがウィキリークスによって報じられました。この事件の責任を取り、民主党全国委員会の委員長である…

国旗掲揚、国歌斉唱と「国民の権利」について

国旗掲揚や国歌斉唱について、私個人は賛成しております。日本の国旗や国歌だけではなく、外国のものに対しても、礼儀として敬意を払います。では国旗掲揚・国家斉唱が『憲法』によって義務付けられるべきか、という点において、これには反対を致します。 法…

トルコ: 政治犯に対する組織的拷問と強姦

イスラム過激派についての発信を行なっている「クラリオン・プロジェクト」の掲載した、クーデター後のトルコに関する記事を以下にご紹介します。 Turkey: Systematic Torture, Rape of Political Prisoners 7月15日のクーデター未遂の後、世界は何千人もの…

ロートリンゲン:マシェティで女性を刺殺したシリア難民

日曜日、ドイツ南部のロートリンゲン市で、一年半前にドイツに移住したシリア難民の21歳男性が、マシェティ(長刀のなた)で女性2人と男性一人に襲い掛かり、襲われたうちの妊娠をしていた女性が死亡する事件が起こりました。日曜日の事件はドイツ現地時間14時…

アフガニスタン、少数民族を襲ったISISテロの非道

アフガニスタンの首都カブールにおいて、電力を求める少数民族であるハザーラ人のデモ隊に、3人のジハーディストによる爆弾が爆破され、少なくとも80人が死亡し、230人以上が負傷したようです。 ハザーラ人はシーア派のイスラム教徒であり、人種的にはモンゴ…

アジア・タイムズ記事と産経新聞の曲解

自民党の新憲法改正草案と自民党圧勝を書いたナショナル・レビュー誌による『ファシズムに逆戻りする日本』という記事に対して、アジア・タイムズが『日本保守派ロビィ・日本会議---心配する必要があるのか』という記事を掲載しています。 Japan’s conservat…

トルコ、クーデター失敗を悲しく思う

先週金曜日に起こったトルコ軍によるクーデターの失敗で、現在までに、1,577人の大学長、2,745人の裁判官、21,000人の教師が罷免され、トルコの刑務所に拘束されている全ての政治犯は弁護士をつける権利、家族への面会、電話を掛ける『権利』をはく奪されて…

ニース・テロとバタクラン劇場での拷問

バスティーユ牢獄襲撃を発端として始まったフランス革命を記念するパリ祭の当日、パリに次ぐ観光地であるニースで、花火を見物する市民を、チュニジア出身のイスラム教徒が「アラーフー・アクバール!(アラーは偉大なり)」を叫びつつ、次々に84名を轢殺すテ…

イスラエルとパレスチナの確執...

イスラエルとパレスチナの確執についてさまざまな誤解がありますが、①宗教的な視点から見れば、イスラエルの土地はイスラエル人のものです。 ユダヤ教の聖典にはイスラエル、或いは聖地であるエルサレムはイスラエル人の土地、聖都として669回言及され、シオ…

あまりにも無残なイスラエル人少女の死と、テロリストに給与を支払うパレスチナ政府

6月30日、イスラエルの西岸地区に住むアメリカとの二重国籍を持つ13歳のイスラエル人女の子、ハレル・ヤファ・アリエルが就寝中、自宅に忍び込んだ17歳のパレスチナ人に刺殺されました。これに伴い、イスラエルのネタヤフ首相は緊急閣僚会議を開き、「国全体…

バングラディシュのカフェ・ベーカリーを狙ったテロ

バングラディシュのカフェ・ベーカリーで、金曜夜に起きたテロは土曜日未明にバングラディシュ軍と地元警察の襲撃で、11時間にわたる籠城の後に20名の犠牲者を人質から出し、終局しました。 バングラディシュ当局の発表によれば、犯人は全員バングラディシュ…

米軍のISIS空爆に心を痛め「ヤディジ人の悲劇」を直視できない左派

アメリカ・オバマ政権は、ISIS制圧の為に最も効果的な「地上軍派遣」をせず、ISISの物資を運ぶトラックの列を断定的に空爆しているだけですが、それでもリベラル左派にとっては「環境に悪影響を与える」「市民に犠牲が出るかもしれない」という懸念が先立つ…

英国の民意を批判し、『過激イスラム』と『ドイツ独裁』を擁護する愚

イギリスを代表する株価指数FTSE100の発表によれば、イギリスのEU離脱を問う国民投票の結果を受けて一時落ち込んだポンドや売りが目立った株価は、国民投票の行なわれた先週木曜日の水準以上に回復をしたようです。 www.theguardian.com EU離脱によって株価…

イギリス保守派によるEU撤退の理

EUに対する反発は、故マーガレット・サッチャーの時代からイギリスの抱えるジレンマとしてありました。 BBC ON THIS DAY | 21 | 1984: EEC summit collapses over rebate row 実際に、故サッチャー首相が離脱を主張していたことは、サッチャー首相の伝記を記…

イギリスのEU撤退

イギリスのEUからの離脱を問う国民投票がなされ、キャメロン首相の期待に反して、離脱を願う国民が過半数を超えましたが、この問題はしばし比較される「トランプ旋風」とは異なり、単なる『EUに対する反動的ナショナリズム』では説明され尽せません。 「なぜ…

「対イスラム教過激派」を決意したブルガリア議会の一歩

イギリスのEU脱退に向けて国民投票がなされ、キャメロン首相の辞任が発表される中、ブルガリアの国会では、過激イスラム教を説教する教師に対し、5,000レヴァ(約28万円)の罰金、また3年の懲役刑に課する法案が提出されました。 過激イスラムの教えを犯罪と認…

中国との距離を広げる韓国

英訳された聯合ニュースを、更に和訳しました。 http://m.yna.co.kr/mob2/en/contents_en.jsp?cid=AEN20160605001851315&input=www.twitter.com%3F2e70e980&site=0300000000&mobile 韓国が、中国、北朝鮮との溝を深め、距離を広げている事には間違いがなさそ…

アメリカから見た第二次世界大戦 (3)

アメリカが日本に警戒心を持ち、正規の戦争以外の外交、制裁などを以て牽制しようとした理由は、①、当時民主主義国家へ変わると考えられていた中国に対する同情と、②、イギリスに敵対し、ヨーロッパを手中に収めようとしていたナチス・ドイツとの友好関係が…

アメリカから見た第二次世界大戦 (2)

「アメリカが中国やアジアにおける列強の利権を守る為に、日本に対して戦争を仕掛けた」という説がありますが、実はアメリカは、ヨーロッパ列強の植民地支配や帝国主義を支援していた事はありません。 例えば、戦後オランダがインドネシアを去ったのは、アメ…

クレムリンの影が見え隠れする、トランプ氏の外交アドバヴァイザー達

ドナルド・トランプ氏の軍事戦略の知識をどこから得ているかについて、昨年トランプ氏は『ミート・ザ・プレス』での質問に答える形で、「テレビです」と答えています。 先月、『モーニング・ジョー』に出演した際の「外交政策について誰に相談をしているか」…

ディプロマット誌も認める「政治論争」としての「歴史論争」

2013年に書かれたディプロマット誌の記事を再読する機会に恵まれました。 以下はその和訳(部分)です。 thediplomat.com ------------ 『歴史の議論』は、日本が近隣諸国に対する過去の侵略戦争を一度も誤ったことが無いという前提で常になされている。(とこ…

国家指導者として...英霊を祀る心(2)

3月23日、約一月ほど前のことですが、ブリュッセルのテロの後に発表されたイスラエルのベンジャミン・ネタヤフ首相の反テロリズムのメッセージを発しました。 www.youtube.com ----- 「私は、最近ブリュッセルで起きたテロ攻撃の犠牲となられた方々のご家族…

テロを起こす、真の原因

スウェーデンの外務大臣のかかとに従って、オランダ社会党首は、11月、ISISがパリで起こしたテロの原因は、イスラエルにあるとしました。 Dutch party head blames Israel for Paris attack - Europe - News - Arutz Sheva ジャン・マリジニッセン党首によれ…

日米同盟の見直しを語るドナルド・トランプ

共和党指名選挙のトップ候補者であるドナルド・トランプ氏の「外交政策の概要」らしきものが、ニューヨーク・タイムズの電話インタビューで明らかになりました。 http://www.nytimes.com/2016/03/27/us/politics/donald-trump-transcript.html?_r=0 ------ …

『貿易戦争』を掲げるドナルド・トランプの無知  Washington Post 紙記事より

左翼の『リベラル・メディア』として知られたワシントン・ポスト紙が、トランプ氏の掲げる日本との『貿易戦争』などは、「現実を反映させていない」と、逆に日本の立場の弁護をしています。 以下、ワシントン・ポストの記事より、 ドナルド・トランプが2016…

ベルギー・ブリュッセル同時多発テロと、ISISとの戦い

ベルギーの首都・ブリュッセルの空港のアメリカン航空カウンター付近と、地下鉄での自爆テロにより、34名が死亡し、200名以上の負傷者を出しています。 ベルギー当局の捜査によれば、付近から化学物質とISISの旗が発見されています。 この同時多発テロについ…

ドナルド・トランプの『災害的アジア政策』 The Diplomatの記事より

ドナルド・トランプ氏のアジア政策を批判したディプロマット誌の記事をご紹介します。 Donald Trump’s Asia Policy Would be a Disaster | The Diplomat 勿論、細部に渡る点まで、完全に同意できる訳ではありません。例えば、米軍基地の日本からの撤退後、す…

ヒトラー暗殺計画-----ヘニング・フォン・トレスコウ

1944年7月20日、ナチスによるユダヤ人虐殺の実態を見て、ヒトラーの暗殺計画が少数のナチスの将校らによって実行に移されました。 『罰を受けずに済まされる善い行ないはない』という格言があります。 善い行いは気付かれ、感謝をされるものだという期待があ…

イスラエル人に対するヘイトクライム

パレスチナ人のフェイスブックの投稿ビデオが話題となっています。 www.youtube.com 父親:「イスラエル人は『パレスチナ人が我々に投石をしている』と言っている」女の子:「それが何?」 父親:「『(パレスチナ人の)子供まで石を投げている』」女の子:「…

本当の人権侵害が起こる街角

バンコクで見た事です。 夜11時過ぎ、赤ちゃんや小さい子供たちが路上にいます。起きている子供もいれば、眠っている子供もいます。この子供たちは人身売買の被害者です。 大人たち(殆どがミャンマーからの不法移民のホームレスです)が、特に外国人の通…

サウジアラビアという国

サウジアラビアという国を覚えていらっしゃるでしょうか?(勿論ですが…) スンニ派イスラム教徒が多数を占める、国連人権委員会の理事国ですが、1月、シーア派のイスラム教聖職者シーク・アル・二ムール師など47名を、テロリストとして処刑しました。 Ira…

トルコとISISの関係

トルコは、もともと世俗派イスラム教徒がイスラム主義者を弾圧していた世俗イスラムの国でした。世俗イスラムとは、コーランやイスラム法(シャリア法)、ハディーシュ(口伝)を否定し、イスラム教を『宗教』ではなく、『伝統文化』として受け継いでいるイスラ…

2015年3月19日、アフガニスタン・カブールで何が起きたか

2015年3月19日、アフガニスタンのカブールで、27歳のアフガン女性、ファルクンダ・マリクザダが、イスラム僧との諍いで、「コーランを燃やした」という言いがかりをつけられ、怒り狂う群衆によって石打ち、こん棒による殴打、踏みつけられ、車で惹かれ、車で…

『ヒラリー・クリントン大統領』と『ドナルド・トランプ大統領』...どちらが日本にとってより悪い結果をもたらすか (2)

ヒラリー・クリントンは、恐らくアメリカの政治史上最も腐敗している政治家です。 ベンガジ事件やe-mailのプライベート・サーバー使用などを考えれば、有能からは程遠く、その他の限りない不正や腐敗のスキャンダルのリストを鑑みて、法を重んじる保守派のア…

ダグラス・マッカーサーの議会発言、 "Their Purpose, Therefore, in Going to War Was Largely Dictated by Security"

マッカーサーを証人として招いての議会公聴会の内容は、6時間に及ぶようで、その全体像を把握することは非常に困難を極めますが、手元に資料を持っておりません。 有名な『マッカーサー発言』の、「本当に仰ったのだろうか」と疑問に思える部分の資料が入手…

止めるもののない現在進行形の虐殺-----ISISが何をしているか

西側による中途半端な覚悟の欠如は、ISISの勢力拡張を止める事が出来ないだけでなく、ISISのような過激思想を持つテロ組織に参加する若者を止める事もできません。物質的には恵まれた社会で育ちながら、「魂の求める"何か"」を探し求めている若者は、ISISの…

アメリカ保守派(Libertarian)の言い分 (3)

ア メリカの世論に不介入主義・一国平和主義がある事を理解せずに『アメリカは自国の国益・利益の為に在外基地を置いている』と主張する事が、どれだけ結果的に自らの首を絞める事になっているでしょう。 Liberterianのダグ・バンダウ氏のご意見は、日本人に…

アメリカ一部保守派(Libertarian)の言い分 (2)

また別の記事では、ダグ・バンダウ氏は以下のように述べています。 ---------- 『このアプローチは、米国議会での演説で安倍首相の言った日米同盟の強化する事がトーキョーの役目であると強調した時に明らかになっている。彼は「日本は世界の平和と安定の為…

アメリカ一部保守派(Liberterian)の言い分  (1)

『アメリカは、防衛協定を終わらせ、韓国と日本から軍を引き上げるべきである。防衛協定の不継続は、地域の力関係を大きく変えるだろう。 まず第一に、北朝鮮への周辺からの脅威は軽減される。アメリカと韓国の同盟は、北の巨大な軍を保持させ、大量破壊兵器…

オバマ大統領からの原爆謝罪を断った日本政府の判断

Wikileaksによって暴露された情報に、2009年11月、オバマ大統領が広島を訪問し、原爆投下について謝罪したいとの申し出がアメリカ政府からなされ、日本政府によって、『時期尚早』という回答がなされたようです。 これに対して、実際に返答の窓口となった(ら…

ヨーロッパの難民問題

ヨーロッパに移住する『難民』の報道を不審に思われる方は多いでしょう。 実はヨーロッパが受け入れている『難民』の殆どは若い男性であって、殆どの『難民』はシリア出身でもありません。 ISISの脅威が叫ばれ、イラクやシリアの少数民族であるヤディジ人・…

『イスラム国』を『イスラム』と呼ばない左翼の愚

『ISIS』、『ISIL』、『Daesh』、 『イスラミック・ステート(イスラム国)』といった具合に、呼び方はそれぞれの政治意識によって違うようですが、同じ組織を指します。 ところが、オバマ大統領、ケリー国務長官らは、どうしても『イスラム』という名前をこ…

アフガニスタンの幼児性的虐待と米兵のジレンマ

以下、ニューヨーク・タイムズ記事抜粋 ---------- カブール、アフガニスタン...... グレゴリー・バックリーが家にかけた最後の電話で、彼は父親に彼を悩ませている件について話しを始めた。南アフガニスタンに駐屯している彼の部隊から、彼はアフガニスタン…

モガディシュの戦い

いくつかに分けて書いた、1994年のルワンダの虐殺・民族浄化ですが、たった100日間の内に約80万人から120万人とも言われるツチ 族と穏健派フツ族が虐殺された理由には、虐殺を止める勢力が存在しなかった事が挙げられます。具体的にはアメリカが軍事介入をせ…

ルワンダの虐殺・民族浄化-----アメリカの無い世界にようこそ (5)

米国務次官補アフリカ担当:ジョージ・ムースは言います。 「実際くだらない事でした。我々は『民族浄化』という言葉を使うのが怖かったのです。何故なら、我々は『民族浄化が起きているなら、何故介入しないのか』という倫理的質問に答えられなかったのです…

ルワンダの虐殺・民族浄化-----アメリカの無い世界にようこそ (3)

ルワンダに残ったアメリカ人活動家、カール・ウィルキンソンは、アメリカ政府の全員よりも多くのルワンダ人を救ったでしょう。彼は、虐殺を行なっている50人程の過激派武装集団が、働いている孤児院を取り囲んでいるのに気付きました。 「彼ら武装集団は、…

『ヒラリー・クリントン大統領』と『ドナルド・トランプ大統領』...どちらが日本にとってより悪い結果をもたらすか

『ヒラリー・クリントン大統領』と『ドナルド・トランプ大統領』の比較をワルシャワ大学教授のアンジェイ•コズロウスキー博士が分析されています。 以下は、コズロウスキー博士の書かれたものの和訳です。 ....... ヒラリー・クリントン元国務長官が大統領と…

ルワンダの虐殺・民族浄化-----アメリカの無い世界にようこそ (2)

1994年に起きたルワンダの虐殺・民族浄化の被害の大きさが、国連という組織の無能ぶりを露わにしている事を既に書きました。 カ ナダに帰国後、PTSDを患い、自殺を図ったところ、公園のベンチにこん睡状態で発見された国連PKOのダレール将軍は、虐殺が行なわ…

日米安全保障条約の上に胡坐をかくな

ギャロップ社の意識調査によれば、89%のパキスタン人、75%のインド人、73%のトルコ人、71%の中国人、59%のロシア人、44%のアメリカ人、27%のイギリス人、18%のドイツ人が自国を守るために戦うと答えています。 同じ質問に「自国を守るために戦う」と答えた日…

ルワンダの虐殺・民族浄化-----アメリカの無い世界にようこそ (1)

1994年の約100日の間に、フツ族住民によって100万人を超えるツチ族が、最も残忍な方法で虐殺をされました。 犠牲者の大半は自身の住んでいた村や町で殺害され、直接手を下したのは多くの場合、隣人や同じ村の住人でした。 民兵組織の一部メンバーにはラ…