ロシア、最新式対艦ミサイル配置の意図
数日前、ロシアが北方領土(国後島と択捉島に最新式対艦ミサイル
Russia deploys anti-ship missiles on disputed isles off Hokkaido | The Japan Times
Japan pledges response to 'serious' Russian missile deployment on disputed islands | The Independent
またロシアは、
Kaliningrad: New Russian missile deployment angers Nato - BBC News
ロシアのメディア『スプートニクス』は、日本の一部世論が過剰反応しているとして、
プーチン大統領は24日、
シリアに対して既に使用され、カリニングラードに配置されたロシアの要塞ミサイル
以下に、BBCの記事を訳します。
Russia's border doesn't end anywhere, Vladimir Putin says - BBC News
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「あれは、冗談ですよ」プーチン大統領は、
プーチン大統領は、9歳の男の子に「ロシアの国境はどこまで?」
プーチン大統領は、テレビ中継された「地理を学んでいる学生」
2014年の7月、
「私は、皆に知っておいてほしいと思う。我々の国は、
NATOをはじめ西側の首脳は、
ロシアの国境についての発言の直前に、
ティモシー君は正確に「ブルキナ・ファソです」と答えたが、
かつてソヴィエト連邦は、「ロケットのある上ヴォルタ」
これらの少年は二人とも地理に関するクイズ番組で好成績を収めた
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ロシア側の軍事力拡張の基となる、「ロシア人の人権を守る為」
ちょうど10年前の昨日、アレクサンドル・リトヴィネンコ氏が政治亡命先のロンドンで毒物によって殺害されましたが、2016年イギリスの裁判所は、これについて、クレムリンの命を受けた暗殺であったとする判断を下しています。クレムリンの命を受けて直接殺害に加担したとされるディミトリー・コヴトンはロシア連邦警察庁の保護下にあり、もう一人のアンドレイ・ルゴヴォイはロシア連邦議会の議員として訴追免除の特権に預かっています。
2006年に亡命先のロンドンで毒殺されたアレクサンダー・リトヴィネンコ氏
Poisoning of Alexander Litvinenko - Wikipedia
Russia: British Police Investigating Litvinenko Poisoning Case
これらの、国内にいるロシア人だけではなく、海外に亡命したロシア人の人権は、誰によって侵害され、誰によって守られているのか、明確に指摘される必要があります。ロシア人の人権を侵害し、蹂躙しているのは、プーチン大統領率いるロシア政府であり、彼らの人権を守っているのは亡命先の西側国家です。
「海外のロシア人の人権を守る為、どこにでも軍事介入する」というクレムリンのプロパガンダは、単なる領土拡の名目であり、容認されるべきものではありません。
常識で考えて、ロシアによる対艦ミサイル配置には、明らかな領土拡張と軍事的脅威による交渉力の強化が目的としてあります。
西側はこれについて「理解」を示したり、脅しに屈して制裁解除などをするべきではなく、毅然とした更なる対抗処置が為されるべきです。