「イスラム恐怖症」という定義の誤り
イスラム教に対する「理由のない恐怖心」を表す『イスラム・フォビア(恐怖症)』という言葉を広めたイギリス政府の「平等と人権委員会」の高官であるトレイヴォー・フィリップス氏が、イスラム教徒の移民が西側社会のうちに、イスラム教国を作り、移民先の文化や法に交わらないことから考えて、彼の掲げていた主張の「ほとんどが誤りであった」と認めました。
彼は2020年までにイギリスのイスラム教徒の人口が200万に達すること予測していたことに関して、「実際の増加よりも約100万人少なく見積もっていました」と答えています。
また、強姦などの性犯罪が、「アジア人」によってではなく、「イスラム教徒」によって、イスラム教徒の住人の多い地域で行なわれていることを認めました。
フィリップス氏は労働党の議員で2003年から2012年まで、「平等と人権委員会」の委員長を務めています。
ICMの世論調査がタイムズに明らかにした内容によると、イギリスのイスラム教徒の5人に一人が、イスラム教徒以外の家に一度も足を踏み入れた事がありません。
男性、女性の39%のイスラム教徒が 、女性はどんな場合にも夫に従うべきであると答えています。
31%のイギリスのイスラム教徒が、男性は複数の妻を持つ権利があると考えています。
52%のイスラム教徒が同性愛は違法であるべきだと考えています。
23%のイスラム教徒は、イギリス議会によって定められた法律よりも、シャリア法を支持しています。
この数字が、移住直後のイスラム教徒の意識を表すものではなく、彼らがイギリス社会の文化や法律、道徳観に交わろうとしない事と、イギリスの出生率が1,6人前後であるのに対し、イスラム教徒の出生率が3人を超えることを考えれば、いずれ、こうした考えがイギリスの文化そのものを変えていくことが理解出来ます。
フィリップス氏と学者たちが広めた『イスラム・フォビア(恐怖症)』とは、「偏見をなくすための、我々すべての人間の抱える挑戦」とされてきましたが、今ではイスラム教への批判や疑問を非難し、弾圧する際に使われています。
そもそも、「フォビア」とは、「高所恐怖症」「閉所恐怖症」「先端恐怖症」などに見られる通り、実際の『脅威』や『危険』とは別の、心理学的、あるいは精神学的な恐怖心を指します。
首を切られる多数のキリスト教徒の映像や、生きたまま焼かれる捕虜、檻ごとプールに沈められ溺死させられる人々の映像を喜んで流すISISなどのイスラム教過激派や、レイプを繰り返すイスラム教徒移民に対する恐怖心、警戒心は、実際の「脅威」や「危険」をもとにした恐怖心であり、フォビアとして分類され、呼ばれるべきものではありません。
勿論、全てのイスラム教徒がテロリストであったり、強姦者でないことを知っていても、過激派も穏健派も、同じ教義を信じていると考えれば、警戒心が生まれるのは当然です。
それだからこそ、民主主義国家には、「シャリア(イスラム)法」を徹底して排除する必要があると考えます。
外国人がイギリスに入国する際には、外国の法律の規約を破棄し、イギリスの法律に従う誓約を義務付けるべきです。