イスラエル人に対するヘイトクライム
パレスチナ人のフェイスブックの投稿ビデオが話題となっています。
父親:「イスラエル人は『パレスチナ人が我々に投石をしている』と言っている」
女の子:「それが何?」
父親:「『(パレスチナ人の)子供まで石を投げている』」
女の子:「それが何?」
父親:「『若者がナイフを持ってイスラエル人を追いかけている』」
女の子:「それが何?」
父親:「『ムハニッド・ハラビが我々を刺した(*2人のイスラエル市民を刺殺したテロリスト)
女の子:「それが何?」
父親:「『ファディ・アローンが我々を刺した(*イスラエル市民を刺殺したテロリスト)
女の子:「それが何?」
父親:「西岸にいるパレスチナ人の若者に言う事は?」
女の子:「(イスラエル人を)刺せ! 刺せ! 刺せ! 刺せ! 刺せ! 刺せ!」
-----------
あどけない女の子が、大きなナイフを持ってイスラエル人を刺殺する事を奨励しています。そしてそれを教えているのはパレスチナ人の両親です。
パレスチナでは、子供たちに「イスラエル人の刺し方」を教えているようで、イスラエル側はその懸念を国連に向けて訴えました。
アメリカでは、過激イスラム教徒によるテロの為に、一般のイスラム教徒が報復やヘイト・クライムを恐れているという記事を見かけますが、不安を感じているのは、テロや殺害など思いつかない一般のアメリカ人の方で、その中には勿論ユダヤ人も含まれます。
フェイスブックの創設者であるマーク・ザックバーグは、イスラム教徒に対するサポートを投稿していますが、イスラム教徒による「イスラエル人を刺し殺せ」というスローガンは放っておかれています。
アメリカ内の大学などを見れば、ユダヤ人に対する差別や脅しは、毎日のように頻繁に見られるようになりました。
Anti-Semitic Incidents on College Campuses in 2015
一般のイスラム教徒に対する暴力や差別は許容されるべきではありませんが、彼らが『異教徒は皆殺せ』というコーランの教えを信じているなら、その教えとその信仰は非難の対象となるべきだと考えます。
イスラム教徒が反イスラム言動に苦しんでいると鵜呑みにする前に、彼らが本当に犠牲者なのか、そうであるなら、何の犠牲者なのか、もう一度考えてみたいと思います。