読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

NATOを「ゆすり」の手段に用いる『恩知らずトランプ』に対する厳しい批判

以下は、キリスト教徒で保守派のラジオ番組ホスト、またコラムストであるエリック・エリクソン氏が、トランプ氏の「もしロシアがNATO加盟国に侵略した場合、この加盟国がアメリカに支払いをしてきたかどうか、による」という発言に対し、支持者が歓声を上げた事を取り上げ、苦々しい思いで、非難されています。この厳しい非難の記事を書いた後、エリクソン氏は、非難のトーンを抑えた別の記事を書かれています。

Donald Trump Can Go to Hell and If You Defend His Statement, So Can You. | The Resurgent

-----

私は謝罪をしなければならないだろう。しかしながら、私はこのニュースによって、軽蔑を超え、あからさまな憎しみと道徳的な憤慨を、いまだにこの怪物を弁護し続ける人々に対して感じるようになっている。

ドナルド・トランプはロシアによるNATO諸国に対する侵略があったとして、これらの国々がアメリカに対して「支払いをしてきたか」調べるとしている。

トランプを支持する人々は、1949年に締結されたワシントン条約によって設立されたNATOがその第5条を発動した唯一の事例を知っているのだろうか? 第5条とは、NATOの加盟国に対する攻撃は、NATO全体に対する攻撃だと見做され、その他の加盟国による軍事防衛協力を義務付けるものだ。

チートス・ジーザス(*)を礼拝する愚か者たちは、それがわかっているのだろうか。あなた方のオレンジ色の神(*)は、知らないのだろうか。(*ドナルド・トランプのオレンジ色の顔と、彼を救世主の様に崇拝する人々を揶揄って、トランプ氏を『チートス・ジーザス』『オレンジの神』としています)

NATO加盟国が第5条を発動させ、攻撃を受けたNATO加盟国の救助に駆け付けた唯一の事例は、2001年の9月11日だけだ。2,977人の人々がニューヨーク、ワシントンDCとシャンクスヴィルで殺された日だ。

約3,000人のアメリカ人が怪物たちによって殺害され、NATOに加盟する我々の同盟国らは、NATO同盟の歴史上はじめて一致して立ち上がり、我々が何が一体起きたのか把握に努める間、アメリカの空域とアメリカの国益を、世界中で守ってくれたのだ。

 

f:id:HKennedy:20160805214909j:plain

ドナルド・トランプはNATOを、忌むべき『ゆすり、たかり』の組織に陥れようとしているのに、支持者はこれを歓迎しているのだ。支持者は恥を知るがいい。あなた方のカルト・リーダーが、自らを9・11の犠牲者だと主張しながら、我々の同盟国が彼をも守る為に立ち上がってくれた事実を知らない事に、恥を覚えるべきだ。世界の歴史の中で最も強い軍事同盟を、まるで軍事同盟による防衛が購入できるゆすり組織に変えようとしている事に、恥を知るべきだ。これに恥を感じていない事に、恥を知るべきだ。

これらの国々は同盟国である。彼らは従属国ではない。彼らは友人なのだ。我々の約束にはゆすりは含まれない。我々は防衛の為に給食費をカツアゲするような世界の苛めっ子ではない。我々は丘の上に輝く、正義と希望の都市なのだ。

あなた方は自分たちの『神(トランプ)』の邪悪な性質そのものを表している。恥を知るがいい。ところが、知るべき恥も残っていないのだろう。あなた方は打ちのめされ、全滅すればいい。彼に声援を送る人々には、胸がムカつく嫌悪感を覚える。彼には胸が本当にムカつく。

2001年の9月11日、NATOに加盟する我々の同盟国は、我々が死亡者を埋葬している間、世界中で我々の国を守り、我々の国益を世界中で守ってくれていたのだ。それなのに、あなた方はこれら同盟国から金を巻き上げようとする騒々しい馬鹿者の無知に対して歓声を上げているのだ。

ドナルド・トランプは地獄に落ちて良いし、彼を未だに支援する人々も、彼に伴い、その他の人々に善い行ないをするべきだ。恥を知れ、恥を。

-----

エリクソン氏は、翌朝木曜日、昨夜書いた記事の「地獄に落ちろ」を謝罪し、以下の記事を書かれました。

I Should Not Have Done That | The Resurgent

一つ私がこの2016年の選挙から学んだ点は、トランプは私も含める人々からの「最低」を引き出す能力があるという事です。彼は私の聖潔には悪い影響しか与えません。

私は昨夜怒りに任せて記事を書くべきではありませんでした。しかしながら、人々が彼を称えている姿には真に恐怖感を覚えます。

ヒラリーよりもマシ、という思いで、気乗りがしないまま彼に投票するというならば、話は違います。しかしながらNATOをゆすり組織に貶めようという考えに声援を送る神経は有害であり、全てのアメリカ人にとって有害です。しかし全米のトランプ支持者たちは、このことの意味を考えることなく彼に歓声を送っているのです。トランプには、自分が何を言っているのか、恐らくわからないのでしょう。私は自分が書いたものの「書き方」を反省しています。あれは怒りに任せたものでした。ところが、中心の要点は変わりません。それは以下の点です。

『ドナルド・トランプはNATOを、忌むべき『ゆすり、たかり』の組織に陥れようとしているのに、支持者はこれを歓迎しているのだ。支持者は恥を知るがいい。あなた方のカルト・リーダーが、自らを9・11の犠牲者だと主張しながら、我々の同盟国が彼をも守る為に立ち上がってくれた事実を知らない事に、恥を覚えるべきだ。世界の歴史の中で最も強い軍事同盟を、まるで軍事同盟による防衛が購入できるゆすり組織に変えようとしている事に、恥を知るべきだ。これに恥を感じていない事に、恥を知るべきだ。』