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バングラディシュのカフェ・ベーカリーを狙ったテロ

バングラディシュのカフェ・ベーカリーで、金曜夜に起きたテロは土曜日未明にバングラディシュ軍と地元警察の襲撃で、11時間にわたる籠城の後に20名の犠牲者を人質から出し、終局しました。

バングラディシュ当局の発表によれば、犯人は全員バングラディシュ人で、そのうち5名は民兵です。

 

このテロについて、アメリカ政府は当初、バングラディシュにも拠点を置くアルカイダの犯行であ労と意見を述べましたが、事件が発生してから一時間後にISISのウエブサイトにカフェの中の映像が流され、ISISが犯行を発表したこともあり、ISISの関与が濃厚とされています。

 

犠牲となった人質20人は、イタリア人が9人、日本人が7人、バングラディシュ人が2人、バングラディシュ系アメリカ人が1人、インド人が1人となっています。イタリア・アメリカ、インド政府は犠牲者の名前を公表していますが、日本人犠牲者の名前は公表されていません。

 

バングラディシュのシェイク・ハシナ首相は、犠牲者に哀悼の意を表する為、2日間の喪に服すことを国民に訴えています。

 過去二年にわたるイスラム教過激派の起こすテロによって、すっかりテロ関して不感に陥ったバングラディシュ人にとっても、今回のテロは、大使館などの居並ぶ、治安のよい地区にあるベーカリーで起きたテロである為、国に衝撃が走っています。

 

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ハシナ首相は、「誤った情報によって導かれている弱い立場の若い人々に対して、私は一つの質問をします。罪のない人々を殺害して何を達成しようとしているのでしょう。イスラムは平和の宗教です。イスラムの名による殺人を止めなさい。我々の清い宗教に害を及ぼすべきではありません」と声明を発表しています。

 

バングラディシュの宗教人口は87%がイスラム教徒であり、12%がヒンズー教徒です。後はそれに続いて仏教とキリスト教、その他の宗教が、0.6%、0.3%、0.1%となっています。

 

ハシナ首相自身は世界のイスラム教徒の約87%から90%を占めるスンニ派イスラム教徒で、教義的にはISISもスンニ派に属しています。但し、ISISにとっては、世俗派はもとより穏健派のイスラム教徒ですら「異教徒」だと考えられ、バングラディシュ政府は敵のうちに数えられています。

 

『イスラム教が平和の宗教か』という議論はともかく、ISISやアルカイダは、その協力者や支援者を「イスラム教徒」の中に見出すことは事実のようです。一国のイスラム教徒の人口が増えれば、それだけ、彼ら過激派テロリストにとって、協力者や実行者を見出すことは容易であると言えそうです。

 

Dhaka cafe attack: Bangladeshi militants id'd in siege, officials say - CNN.com