「対イスラム教過激派」を決意したブルガリア議会の一歩

イギリスのEU脱退に向けて国民投票がなされ、キャメロン首相の辞任が発表される中、ブルガリアの国会では、過激イスラム教を説教する教師に対し、5,000レヴァ(約28万円)の罰金、また3年の懲役刑に課する法案が提出されました。

 

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過激イスラムの教えを犯罪と認定する提案はナショナル連合愛国戦線によって提出され、大多数からの支持を得ています。(反対・3、棄権10)

「過激イスラムの問題はブルガリアではすでに既成のものとなっています。このような行為は外部組織からの資金援助を受けています。何を違法とするかを明確にしなければなりません」

この法案を提出した議員の一人であるクラシミール・カラカチャコフ議員は、記者団に対し投票前に発言をしています。

法案は、『過激』と認定されるべき6つのイスラムのイデオロギーを説教した場合の仮定をしていますが、その中には『イスラム国の建設やイスラム教の後継者への煽動』、『シャリア法適応や非イスラム教徒に対するジハードの要求』が含まれています。

支援者を集めたり、イスラムの教えに根差すテロ組織への資金集めを犯罪化する法案も続けて議論されています。

ブルガリアでは、公共の場で顔を覆う事を禁止する『反ブルカ法』も多くの国会議員の賛成のもとに禁止されたばかりですが、多くの地方自治体では、既にイスラム教の覆いを禁止しています。

ISISの外国人部隊に参加をするブルガリア国民はいないとされていますが、去年の7月には、ブルガリアに住む14人のイスラム教徒移民が、ISISのプロパガンダを広め、非イスラム教徒に対する憎悪を煽る説教をしたかどで、検察によって告発されています。