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ドナルド•トランプ氏の指名獲得見込みを受けて...「賢い人が何とかしてくれる」というおかしな期待

"Of all the 17 original GOP candidates, the foolish voters in this celebrity-crazed society chose the very WORST, the least qualified, and the least electable. Get ready, consequently, for President Hillary Clinton and the continuing of the present Obamanation..." A comment after Trump's win in Indiana.

インディアナ州での共和党選挙の結果を以て、テッド・クルーズ議員が選挙戦から撤退することを表明しました。

上記のコメントは、選挙結果を表すニュースに対する反トランプの保守派アメリカ人のコメントです。

「有名になることを求める社会で、共和党からの17人の候補者の中から、愚かな有権者たちは、明らかに最悪で、最もふさわしくなく、最も勝ち目が無い候補者を選らんでしまった。ヒラリー・クリントン大統領誕生、オバマ政権の延長のため、準備をした方が良いだろう」

殆どの世論調査では、一般投票に於けるヒラリー•クリントン候補の勝利を予測しています。

トランプ氏が共和党からの指名を獲得することが確実視される中、マティス前将軍の立候補の噂も聞かなくなりました。

共和党からも、上院メジャー•スピーカーであるポール•ライアン議員は、トランプ氏への支持が難しいと発言し、ベン•サシ議員もトランプ不支持と第三の新党発足の必要を訴えていますが、実現は定かでありません。

 
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先日トランプ氏は、米国海軍の戦艦近くを危険な近さで飛行するロシア軍の飛行機を「撃ち落とすべきだ」と発言しています。

このロシア軍の行動は、いつでも戦争を勃発させる事故となる可能性を含んでいますが、トランプ氏の挑発的で、しかも予測不可能な言動こそが、外交においては最も危険な要素をはらんでいると言えます。

トランプ氏は、外交においても同盟国か仮想敵国かよりも、個人的な好き嫌いを優先させる傾向にあることが指摘されていますが、同時に気分で挑発的な発言をすることでも知られ、大国の指導者としては、最も適していない人物を選んだというコメントが的を得ています。

トランプ支持を表明する東国原元知事は、「賢い人が何とかしてくれる」と考えられているようですが、誰が賢いのか見極めるにも、知識と知恵が必要です。


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もし「賢い人が何とかしてくれる」というような期待があるならば、次の点を考慮するべきです。

もともと他人から学ぶ謙虚さと、自分よりも賢い人に任せる知恵がトランプ氏にあれば、自分より優れた17人の候補者を悪しざまに罵り、気落として、候補者となるでしょうか?

トランプ氏に優れた政策アドバイザーが現れない理由は、優れた人々は彼のような、どうしようもない自惚れ屋で、傲慢、気まぐれ、自分に対する批判を全く受け入れられない人物から距離を置くからです。

東国原元知事に限らず、大統領選挙を人気投票か何かと勘違いする人々が多いのは事実ですが、この選挙は、世界最強の軍事力を誇る米軍の最高司令官を選ぶ選挙でもあることを、忘れるべきではありません。