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3月24日、国連は誰を非難したか

ブリュッセルで起きたテロの直後、ニューヨークの国連人権理事会は、女性の人権侵害の甚だしい国として、イスラエルを唯一名指して批判し、イスラエルに対する非難決議を採決しました。

イスラエルは中東のイスラム教国やテロ組織であるハマスに囲まれた唯一の民主主義国家であり、女性の人権、少数民族の人権が尊重され、宗教差別の撤廃がなさている国家です。

 

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勿論、イスラエル軍によるパレスチナ側の起こすテロへの反撃に、女性や子供の側に被害が出ていますが、これは、パレスチナ人らが意図的に子供の被害が出るように、学校や病院、住宅地から、イスラエルに向けた攻撃を行なっているからだとCIA長官が明らかにしています。

また、人権という概念があり、近代民主主義国家であるイスラエルには、パレスチナ人への暴力スローガンを鼓舞する指導者はありません。

 

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国連によれば、世界で最も人権の侵害されている国は、イスラエルだそうです。

 

You can’t make it up. UN names democratic Israel as world’s top human rights violator | Fox News

 

3月24日、国連婦人の地位委員会は毎年恒例となっている委員会をニューヨークで開催し、唯一、女性の権利を侵害している国家として、イスラエルを批判し ました。同日、ジュネーブで開催された国連人権理事会は、シリア、北朝鮮、イランのような国に対する非難決議がそれぞれ一回であるのに対し、加盟国192 カ国の中で最多の、5回の非難をイスラエルに向けて採決しました。リビアは『勧告』にとどまり、ロシア、サウジ・アラビアや中国に対する言及は、ありませ んでした。

 

勿論これは、国連という組織が、パレスチナや数多のイスラム教国によるイスラエルに対する習慣的な中傷の場となっている事を意味します。


ニューヨークの理事会では、世界中から集まった8100人の参加者へ向けて、NGOによって、『イスラエルの圧政』や『イスラエルによるわが子への催涙ガス攻撃』という映画が上映され、パレスチナ人の経験が今日のシリア難民と同等であると分析されています。

 

実際には、パレスチナ人によって、道々で、バスの中で、シナゴーグで、自動車によって、子供たちの前で、殴られ、刺され、虐殺され、引きずられ、撃たれて殺されているのは、イスラエルの市民です。

 

パレスチナでは、女性は男性の名誉を守る為に殺害されたり、従属的な立場を強いられています。サウジ・アラビアでの女性の運転は認められていません。イラ ンでは女性は『姦淫』の濡れ衣で石打ちによって処刑されています。エジプトでは女性器が切除されています。スーダンではキリスト教徒であるという理由で、 投獄され、足に鎖をつけられたまま出産を強いられます。

 

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同日、ジュネーブでは、パレスチナからの代表であるイブラヒム・カライシ氏が「イスラエル軍兵士と入植者たちは、パレスチナ人の子供たちを殺します。イス ラエル人は子供たちを撃ち殺すのです。彼らは子供たちが撃たれて死んでいくのを放っておきます」と語り、ニューヨークでは16日に開かれた委員会で、パレ スチナ代表のハイファ・アル・アガーが「イスラエルは軍を使って、女性と子供たちへの攻撃を仕掛けています。イスラエルは彼らを殺し、傷つけ、血を流しな がら死んでいくのに任せています。」と述べました。

 

しかも、イスラエルが『(パレスチナに対する)民族浄化を、自らの存続に対する必要不可欠な条件であると見なしている』と主張するパンフレットの流布が許 可されています。イスラエルが子供に対する性的暴力を振るい、『パレスチナの人々を全て抹殺しようとしている』という映画が上映され、1948年のイスラ エルの建国は、征服者達による『パレスチナ人の地』に植民地として建設されたとという演説も聞かれます。

 

これらのイスラエルに対する『毒』は、ただの言葉上の問題ではありません。先週、国連内のある理事会は、イスラエルと取引のある世界中の会社を調べ上げる決議を採決しました。これらはイスラエルに対する経済封鎖の目的があります。

 

またフランスの国連大使エリザベス・ローランと、理事会の長であるチョイ・キョングリム韓国代表は、イスラエルでの人権状況を調査する国連独立調査官に、 カナダの法学者マイケル・リンクを選びました。リンクと言えば、イスラエルをナチスに例え、イスラエル国が1948年に、パレスチナ人の民族浄化を目指し て建国されたと主張する人物です。

 

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非難決議は、先週、ヨーロッパがベルギーに於けるテロ攻撃を受けたのと同じ時期に採決されました。テロの為、硬直していたからなのか、或いは敗北を味わっ ていたからなのかはわかりませんが、イスラエルに対する非難決議に反対票を投じたヨーロッパ国はありませんでした。(ドイツとイギリスは棄権し、フランス はアラブやイスラム教国と同調をするのが通常です。)

 

戦後70年が経って、ヨーロッパの国々は、イスラム主義国による人権への戦いの最前線にある唯一の民主主義国家を扱き下ろして良いと考え始めているようです。その結果が、ユダヤ人らに対する制圧への加担となってもです。

 

アメリカは、国連人権理事会を棄権する時を迎えているかもしれません。