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在日韓国人へのヘイトスピーチ

ドナルド・トランプ氏が、ブローカード・コンヴェンションとなる可能性を警戒し、「ブローカード・コンヴェンションとなれば、私の支持者は暴動を起こすだろう」と、暴動を容認し、奨励するかのような発言をしたことは、これだけで大統領として相応しい資質を持ち合わせていない事を表しています。ナショナル・レヴュー誌や中道保守派のアメリカ人はこの発言を厳しく批判しています。

Donald Trump’s Riot Comments Disqualify Him from the Presidency

 

殆どの方は、トランプ氏の暴力の奨励や暗示を脅しと受け取り、自分の利に働くようにどんな手段でも使うといったトランプ氏の危険性を感じられていると思います。

 

クリス・クリスティー・ニュージャージー州知事などトランプ氏側は、トランプ氏が文字通りの『暴動』を指したのではないと弁明しますが、トランプ氏の選挙ラリーで民主党支持者が乱入した際、暴力で応戦した自らの支持者に対して、「トマトなどを投げつけようとする反対者らがいるなら、つまみ出して追い払ってしまえ。約束するが、法定費用は負担しよう」と発言したことを考えれば、文字通りであってもなくても、暴力を止めようとしている発言とは考えられませ ん。

Donald Trump on paying legal fees for punch-thrower - Business Insider

 

群衆によるものであっても、個人的なものであっても、暴力の暗示、容認や奨励は、いくら言論の自由が認められているからと言って、許されるべきものではありません。

 

トランプ支持者の中には、「暴動が嫌ならば、ルールを変えて、一番多く選挙人を獲得したトランプ氏を、共和党からの候補者とするべきだ」と主張する人が多 くいますが、ルールはトランプ氏が共和党から立候補する以前から存在したのですから、従う必要があるのはトランプ氏です。

 

さて、在日韓国人の方が、『ヘイトスピーチで人権を侵害されたとして、地元の在日コリアンら3人が16日、被害救済や予防措置を講じるよう求める申告書を横浜地方法務局に提出した』というニュースがありました。

mainichi.jp

 

このニュースによれば、『市内に住む男性らが1月31日、川崎区の公園で在日コリアンを攻撃する集会を開催。抗議のために公園を訪れた被害者らに対し、拡 声機を使って「ゴキブリ朝 鮮人は出て行け」「じわじわと真綿で首絞めてやる」などと差別的発言を繰り返した。集会後は在日コリアンが多数住む臨海地域を通って京急川崎駅までデモを した。この日を含め、川崎市内では同様のデモが2013年以降計12回行われているという』とあります。

 

-------『また、横浜地方法務局宛ての申告書を提出した在日コリアンら3人は16日、川崎市役所で記者会見し「いつか殺されるのでは」「夜眠れない」とヘイトスピーチ被害の深刻さを訴えた。「自分たちが悪いことをしているわけではない」として実名も公表した。
会見で崔江以子さん(42)は「白昼堂々と成人男性から『朝鮮人は敵だ、敵はぶち殺せ』と言われた。いつか本当に殺されてしまうのではないかと思う」と不安な思いを口にした。「普通に仕事をして、休日には家族と余暇を過ごすなど平穏な日常を送りたい」と訴えた。
趙良葉さん(78)は「あまりにもしんどくて心が傷ついた。夜になるとフッと思い出して眠れないことが続いている」と強調した。』------

 

 

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というニュースですが、当然の事ながら、これは暴力を暗示、奨励するものであって、『犯罪』です。日本人に対してこのような発言や集会が許されないのと同じように、この類の発言や集会は許されるべきではありません。

 

この原則は、どのように(在日)韓国人が歴史問題を拗らせていても、在日特権に甘んじていても、韓国人の犯罪者によって日本人が殺されても、韓国で日本人女性が 強姦されても、「日本人が被害に遭っているのだから」と言って、相殺されるべきものではありませんし、まして「嫌だったら韓国に帰れ」と開き直れるものでも ありません。

 

このような暴力を暗示、奨励するヘイトスピーチは、ドナルド・トランプ氏による「暴動が起こるだろう」「あんたの法的費用を負担しよう」という発言 と同等であり、これを容認する考えは、クリス・クリスティー知事の「トランプ氏の発言は、文字通りの意味ではない」という擁護と同じです。

 

トランプ氏の過激発言や挑発を聞きながら、それでもトランプ氏を支持する一部のアメリカ人を笑う事は簡単ですが、同じメンタリティーに私達たちも陥っていないか、自省する必要があります。

 

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「嫌いな韓国人相手であったら、暴力的発言も(或いは暴力行為も)容認される」、「ヘイト・スピーチがいやなら在日韓国人は韓国へ帰れ」という主張に対して、同じ日本人保守派から批判が少ない事に、愕然とした思いを感じております。

 

真に問題を認識し、解決しようとするならば尚更、、過激なヘイトスピーチや暴力、挑発的な行動は慎むべきです。私達は大声で挑発したり、罵倒によって口論に勝とうとしているのではありません。ましてや暴力行為に及んで、原則をないがしろにする事は許されません。

 

通名に関する問題やその他、変えられるべき法的、或いは外交的問題があるならば、法に則った、外交的な行動が求められます。

 

これらのデモ隊のような、暴力を容認し、奨励する発言は、本人の幼稚な自我が傷ついた事を訴えているだけで、真に国益を優先させている保守派の行動とは考えられません。