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オバマ大統領、グアンタナモ収容所閉鎖についての記者会見

 

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オバマ大統領は火曜日、テロリストが収容されているキューバの米海軍基地内のグアンタナモ収容所を閉鎖する計画を、4つのプランを説明しながら記者会見しました。この計画は2008年のオバマ大統領当選翌日から主張されていたオバマ大統領の政策です。

4つのプランは、

1、35人の囚人を海外に移送
2、56人の残っている囚人の移送が可能か、不可能の判断を早急に行なう
3、すべての法的手段を用い、委託問題を解決する
4、議会と協力し、国内の移送先を考える

となっています。

 

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オバマ大統領は、「グアンタナモ収容所を閉鎖しない事は、アメリカの価値観に逆らっており、収容所の閉鎖は9/11のテロ以降、我々が学んだことであり、アメリカの安全保障を強固にする」と述べました。

グアンタナモ収容所を閉鎖しない事は、「アメリカの価値観」というよりも、オバマ大統領の価値観に逆らっているのでしょう。普通一般のアメリカ人は、朝起きて、「キューバの芸文海軍基地内の収容所のテロリストを釈放しないのは、アメリカらしくない」などと考えません。

オバマ大統領の外交政策は、「両手を挙げているから撃たないで政策」と揶揄されていますが、彼の価値観は「価値観」などと呼べる代物ではなく、問題は「アメリカがそもそも悪いことをしたので、テロリストに睨まれている」という反米史観の「アメリカ悪玉説』を大統領自ら信じている点にあります。

勿論、イスラム教過激派のテロリストとの戦いの為に、自国兵の犠牲を伴う戦争を経験しましたが、13年、14年、収容されているからといって、オサマ・ビ ン・ラディンの側近らを釈放し、収容所そのものを閉鎖することは、アメリカだけでなく、世界中の安全にとっての脅威となります。実際、グアンタナモ収容所 から釈放されたテロリストの約3割が、直接テロ活動に復活している事は、オバマ政権の国防省も認めています。

 

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オバマ大統領は、グアンタナモを閉鎖する利点として年間約95億円の節約を強調していますが、ご自身がアメリカの借金を2240兆円に倍増しながら、更な るバラマキ政策で民主党の支持基盤を固めています。年間95億円の『節約』は、閉鎖の為のテロリズム活性化やそれに伴う支出を考えれば微々たる支出です。

「年間95億円の節約」という金額は、家計ならまだしも、アメリカの国家規模を考えれば大したことのない金額なのですが、それで「収容所を閉めなければ」と早合点する支持者もいるのでしょう。

因みにヒラリー・クリントン候補が大学などで30分のスピーチで稼ぐ金額は一回につき2500万円で、スピーチだけで年間22億円稼いでいます。http://moneynation.com/how-much-does-hillary-clinton-make-in-a-year/ 「アメリカを再び偉大な国にする」とスローガンを掲げているトランプ氏や、出馬が取りざたされている民主党のマイケル・ブルームバーグ議員ならば、簡単に個人的に賄える金額です。

 

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国家の安全保障に関わる収容所を、3人の寄付で賄えてしまう金額を節約するために閉鎖するという発想は、よほど自らは安全であると確信を持っている人物しか考えつかず、支持も出来ないでしょう。