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ガンジー主義の限界 ----- ガンジーからヒトラーへの手紙

『こちら側が戦う姿勢を見せなければ、攻撃は収まる』
『こちらが武器を棄てて、攻撃したり反撃する構えを見せなければ、相手は危害を加えない』

 

こうした美しい理念が却って相手からの攻撃を招くというのが私の考えです。

 

美しい無抵抗主義や平和主義が功を奏するかどうかは、相手の民度と政治目的によるところも大きいと思います。

 

ガンジーの無抵抗主義も、イギリスだから通用したのであって、ナチス・ドイツには全く通用しなかった事は明らかです。

 

以下の写真は、ガンジーがヒトラーに宛てた手紙ですが、彼の無垢な善意が、一人のユダヤ人の救出にも役立たなかった点は、忘れるべきではありません。

 

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『親愛なる友へ、

人道の為にあなたに手紙を書くように、何人かの友人からずっと頼まれていました。しかしながら、私からの手紙があなたに対する失礼に当たるように思え、そ ういった願いは退けてきました。それでも、私は計算なしで、あなたにお願いをしなければならないと思うに到ったのです。

現在、人類を最低の状態へ引き下げる戦争を止める事が出来る人物があなたである事は、誰の目にも明らかだと思います。あなたがなさろうと考えている事は、 その代償に相応しいでしょうか? 意図的に戦う事を避け、しかも勝利を得る事が出来た人間の願いを聞き入れて下さるでしょうか?

私がこの手紙を書く事によって過ちを犯したとしても、あなたが許して下さる事を信じております。

 

在ベルリン・ヒトラー閣下

 

あなたの誠実な友、マハトマ・ガンジー』