歴史通5月号、中西輝政著「さらば安倍晋三、もはやこれまで」への反論

安倍談話「事変 •侵略•戦争」 中西氏への反論 ⑥ (最終)

「日本は侵略戦争を起こさなかったのか」 中西氏への反論 ⑥ (最終) --- 『日本が絶対に「侵略」と認めてはならないのは、次の四つの理由があるからである。 第一は、何と言ってもそれは歴史の事実ではないからである。このことを実証的、歴史学的に論じる…

「安倍晋三は果たして保守なのか」 中西氏への反論 ④

中西氏の「日韓合意」に対するご不満や不支持はともかく、中西氏は安倍首相が「保守かリベラルか」という問いかけをされていますので、中西氏の記事を引用して、保守派とは何か考えたいと思います。 ④、 --- 『ネット空間では、「安倍晋三は果たして保守なの…

慰安婦非難決議121号とトルコ反発に関する誤解、中西氏への反論 ③

中西輝政氏の「さらば安倍晋三、もはやこれまで」の記事を、いくつかに分けて引用させて頂いた上で、事実誤認と思われる点を指摘したいと思います。 ③ --- 『巷間、「アメリカの圧力」を云々する声がある。そこには「アメリカの声は天の声。だから仕方がない…

国破れて頑迷あり 中西氏への反論 ②

『今回の日韓合意に際しては、北朝鮮の核実験とミサイル発射が迫っているというタイミングでアメリカから日韓双方に対し合意への圧力があった以上、安倍首相は安全保障を優先して慰安婦問題で大幅譲歩したのはやむを得ない、正しい選択だった、とする保守派…

「さらば理性、もはやこれまで」 中西氏への反論 ①

中西輝政氏の「さらば安倍晋三、もはやこれまで」の記事を、いくつかに分けて引用させて頂いた上で、見解の違いを述べたいと思います。 --- 『実際、「安倍談話」と「日韓慰安婦合意」は、歴史観をめぐるこの数十年にわたる日本の保守陣営の戦いにおいて、ま…