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トランプ大統領・イスラム主義国からの入国禁止令と移民政策による混乱と不信

金曜日夜ドナルド大統領が署名し、すぐさま発動された移民・難民によるアメリカ入国に関する大統領特別指令は、土曜から世界各地で大きな混乱と批判を呼んでいる。 Amid protests and confusion, Trump defends executive order: ‘This is not a Muslim ban’…

ケベックで起きた白人至上主義者によるイスラム教寺院への襲撃

ケベックのイスラム教寺院で起きた痛ましい虐殺事件は、外国人嫌い、反イスラム主義、反フェミニズム主義で、白人至上主義者である、アレクサンドル・ビソネットが犯人であり、イスラム教徒が犠牲者である。事件の現場となったこのイスラム教寺院の玄関には…

なぜヒラリーの民主党は敗退したか

トランプ氏が大統領選に勝利した原因は、トランプ支持者の熱意にはない。 トランプの選挙ラリーに行ってみたという日本人が「トランプ氏への熱気は、凄まじい。あの熱気を見て、トランプ氏勝利を確信した」と意見するが、『熱気』という、主観を通してしか測…

パレスチナという国家は必要か

パレスチナという国家がなぜ必要なのかについては、殆ど議論されていない。かつての独立国であり、現在中国共産党によって民族・文化浄化の危機に瀕しているチベットや、何世紀もに渡って独立を叫んできたクルドという国家ですら存在しない今日、なぜ迫害さ…

アンジェイ・コズロウスキー教授に聞く、対イスラエル非難決議とユダヤ人入植 (2)

AK: 次に、宗教的な面から見ていきますが、宗教的なユダヤ人にとっては、この地は神からユダヤ人に与えられた土地です。聖書の時代には、現在論争になっている「東エルサレム」や「ヨルダン川西岸地区」などが、当時の殆どのユダヤ人が住んでいた土地であり…

アンジェイ・コズロウスキー教授に聞く、対イスラエル非難決議とユダヤ人入植 (1)

国連安全保障理事会による対イスラエル入植非難決議2334号に対しての考えを、オックスフォード大学出身でワルシャワ大学の教授であるポーランド人学者アンジェイ・コズロウスキー博士に伺った。コズロウスキー博士は、イスラエル問題への専門的権威者ではな…

ドイツ、クリスマス・マーケットを襲ったイスラム教テロ

月曜夜、クリスマスの買い物をする客でにぎわうベルリンで、中世からの恒例となっているクリスマス・マーケットの人込みの人込みを目指し、トラックが突っ込み、12人が死亡し、約50人が負傷した。ドイツ当局をこれをテロと断定し、トラックの中に残されてい…

「日本 死ね」は、テロではない

先日、「なぜ日本は海外メディアに誤解されて報道されるのか」といった趣旨の記事を見かけた。この記事は、海外の日本に関する報道の基本に、日本に対する人種差別があると示唆していたが、全て単純に人種差別、戦前から今に続く日本に対する敵視などに原因…

トルコの『強姦犯恩赦法案』と保守派イスラム主義への逆戻り

レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の独裁専制の下、イスラム主義の復活へ逆戻りが懸念されているトルコで、先週木曜日、未成年の少女を強姦しても、強姦が暴力や脅しに依らず、男性側が被害女性と結婚する場合、加害男性を罪に問わない法案が議会で…

トルコ: 政治犯に対する組織的拷問と強姦

イスラム過激派についての発信を行なっている「クラリオン・プロジェクト」の掲載した、クーデター後のトルコに関する記事を以下にご紹介します。 Turkey: Systematic Torture, Rape of Political Prisoners 7月15日のクーデター未遂の後、世界は何千人もの…

アフガニスタン、少数民族を襲ったISISテロの非道

アフガニスタンの首都カブールにおいて、電力を求める少数民族であるハザーラ人のデモ隊に、3人のジハーディストによる爆弾が爆破され、少なくとも80人が死亡し、230人以上が負傷したようです。 ハザーラ人はシーア派のイスラム教徒であり、人種的にはモンゴ…

トルコ、クーデター失敗を悲しく思う

先週金曜日に起こったトルコ軍によるクーデターの失敗で、現在までに、1,577人の大学長、2,745人の裁判官、21,000人の教師が罷免され、トルコの刑務所に拘束されている全ての政治犯は弁護士をつける権利、家族への面会、電話を掛ける『権利』をはく奪されて…

ニース・テロとバタクラン劇場での拷問

バスティーユ牢獄襲撃を発端として始まったフランス革命を記念するパリ祭の当日、パリに次ぐ観光地であるニースで、花火を見物する市民を、チュニジア出身のイスラム教徒が「アラーフー・アクバール!(アラーは偉大なり)」を叫びつつ、次々に84名を轢殺すテ…

イスラエルとパレスチナの確執...

イスラエルとパレスチナの確執についてさまざまな誤解がありますが、①宗教的な視点から見れば、イスラエルの土地はイスラエル人のものです。 ユダヤ教の聖典にはイスラエル、或いは聖地であるエルサレムはイスラエル人の土地、聖都として669回言及され、シオ…

あまりにも無残なイスラエル人少女の死と、テロリストに給与を支払うパレスチナ政府

6月30日、イスラエルの西岸地区に住むアメリカとの二重国籍を持つ13歳のイスラエル人女の子、ハレル・ヤファ・アリエルが就寝中、自宅に忍び込んだ17歳のパレスチナ人に刺殺されました。これに伴い、イスラエルのネタヤフ首相は緊急閣僚会議を開き、「国全体…

バングラディシュのカフェ・ベーカリーを狙ったテロ

バングラディシュのカフェ・ベーカリーで、金曜夜に起きたテロは土曜日未明にバングラディシュ軍と地元警察の襲撃で、11時間にわたる籠城の後に20名の犠牲者を人質から出し、終局しました。 バングラディシュ当局の発表によれば、犯人は全員バングラディシュ…

米軍のISIS空爆に心を痛め「ヤディジ人の悲劇」を直視できない左派

アメリカ・オバマ政権は、ISIS制圧の為に最も効果的な「地上軍派遣」をせず、ISISの物資を運ぶトラックの列を断定的に空爆しているだけですが、それでもリベラル左派にとっては「環境に悪影響を与える」「市民に犠牲が出るかもしれない」という懸念が先立つ…

英国の民意を批判し、『過激イスラム』と『ドイツ独裁』を擁護する愚

イギリスを代表する株価指数FTSE100の発表によれば、イギリスのEU離脱を問う国民投票の結果を受けて一時落ち込んだポンドや売りが目立った株価は、国民投票の行なわれた先週木曜日の水準以上に回復をしたようです。 www.theguardian.com EU離脱によって株価…

「対イスラム教過激派」を決意したブルガリア議会の一歩

イギリスのEU脱退に向けて国民投票がなされ、キャメロン首相の辞任が発表される中、ブルガリアの国会では、過激イスラム教を説教する教師に対し、5,000レヴァ(約28万円)の罰金、また3年の懲役刑に課する法案が提出されました。 過激イスラムの教えを犯罪と認…

オーランド・テロ直後のオバマ大統領とトランプ氏

相変わらずのオバマ大統領は、フロリダ州オーランド市で起きた9・11後最大規模のイスラム教テロに対して、「インターネットのプロパガンダによって啓発された国産テロ」と位置づけ、テロとは認めながらも、「原因は分かっていません」「外部のテロ組織とのつ…

9・11後最大規模のイスラム教テロ

Orlando shooting: 50 killed, shooter pledged ISIS allegiance - CNN.com 日曜日未明、フロリダ州オーランド市の人気ゲイ・バーで、イスラム教ジハーディストによる銃乱射テロが発生し、少なくとも50人以上が死亡し、50人以上の負傷者が出ています。ジハー…

「イスラム恐怖症」という定義の誤り

イスラム教に対する「理由のない恐怖心」を表す『イスラム・フォビア(恐怖症)』という言葉を広めたイギリス政府の「平等と人権委員会」の高官であるトレイヴォー・フィリップス氏が、イスラム教徒の移民が西側社会のうちに、イスラム教国を作り、移民先の…

元妻が語る、ISISリーダー、アブ・バクル・アル・バグダディ

ISISのリーダーであるアブ・バクル・アル・バグダディの元妻が語った、彼との結婚生活に関する記事です。 nypost.com 彼女は世界で一番危険なテロリストと結婚していた、しかしながら、彼女の夫がISISのリーダーであった事には気づかなかったと言う。 アブ・…

テロを起こす、真の原因

スウェーデンの外務大臣のかかとに従って、オランダ社会党首は、11月、ISISがパリで起こしたテロの原因は、イスラエルにあるとしました。 Dutch party head blames Israel for Paris attack - Europe - News - Arutz Sheva ジャン・マリジニッセン党首によれ…

イスラム教徒によって殺害された「平和を愛する」イスラム教徒の死を悼む

キリスト教二大祭日であるイースターを祝うキリスト教国であるスコットランドで、新聞販売店主であるイスラム教徒が、キリスト教徒に対して「イースター・おめでとう」のメッセージをソーシャルメディアに掲載した何時間か後に、イスラム教徒によって襲われ…

ベルギー・ブリュッセル同時多発テロ後、あと何人の無辜の犠牲者が『必要』か  (オバマ政権、グアンタナモ閉鎖政策)

オバマ大統領が掲げる、過激イスラム教の収監されているグアンタナモ収容所の閉鎖の政策は、パリで起きたテロ、トルコで起きたテロ、ベルギーで起きたテロの後も、変更されていません。 これが、現実よりも己の信念やイデオロギーを重視する政治の恐ろしさだ…

ベルギー・ブリュッセル同時多発テロと、ISISとの戦い

ベルギーの首都・ブリュッセルの空港のアメリカン航空カウンター付近と、地下鉄での自爆テロにより、34名が死亡し、200名以上の負傷者を出しています。 ベルギー当局の捜査によれば、付近から化学物質とISISの旗が発見されています。 この同時多発テロについ…

イスラエル人に対するヘイトクライム

パレスチナ人のフェイスブックの投稿ビデオが話題となっています。 www.youtube.com 父親:「イスラエル人は『パレスチナ人が我々に投石をしている』と言っている」女の子:「それが何?」 父親:「『(パレスチナ人の)子供まで石を投げている』」女の子:「…

サウジアラビアという国

サウジアラビアという国を覚えていらっしゃるでしょうか?(勿論ですが…) スンニ派イスラム教徒が多数を占める、国連人権委員会の理事国ですが、1月、シーア派のイスラム教聖職者シーク・アル・二ムール師など47名を、テロリストとして処刑しました。 Ira…

トルコとISISの関係

トルコは、もともと世俗派イスラム教徒がイスラム主義者を弾圧していた世俗イスラムの国でした。世俗イスラムとは、コーランやイスラム法(シャリア法)、ハディーシュ(口伝)を否定し、イスラム教を『宗教』ではなく、『伝統文化』として受け継いでいるイスラ…

「シリア人によるテロ」か、「イスラム教徒によるテロ」か

日本人やインド人、或いはアメリカ人が起こした犯罪を『仏教徒』、『ヒンズー教徒』、また『キリスト教徒』による犯行と報道される事はまれです。 そうしたことを以て、「国籍がシリアやイラクにある人々よって起こされる自爆テロを『イスラム教徒によるテロ…

2015年3月19日、アフガニスタン・カブールで何が起きたか

2015年3月19日、アフガニスタンのカブールで、27歳のアフガン女性、ファルクンダ・マリクザダが、イスラム僧との諍いで、「コーランを燃やした」という言いがかりをつけられ、怒り狂う群衆によって石打ち、こん棒による殴打、踏みつけられ、車で惹かれ、車で…

イスラム教の中に、ジハードや、テロを容認する教えがあるか

ジハードはそもそもイスラム教の中での教えであり、どういう面から見ても他宗教には類を見ません。 スンニ派のイスラム教徒の間では、ジハードは第6の柱と考えられており、シーア派にとっては、10の基本の教えの中の一つであり、両派ともジハードを大切な教…

止めるもののない現在進行形の虐殺-----ISISが何をしているか

西側による中途半端な覚悟の欠如は、ISISの勢力拡張を止める事が出来ないだけでなく、ISISのような過激思想を持つテロ組織に参加する若者を止める事もできません。物質的には恵まれた社会で育ちながら、「魂の求める"何か"」を探し求めている若者は、ISISの…

『穏健派』イスラム教徒に聞く、「背教徒は、殺されなければならないのか?」

イギリスのテレビ番組が、イギリス国内に住むイスラム教徒を招いて討論会を開催しました。 www.youtube.com 招かれているのは、主にイスラム主義者(イスラミスト)を含む穏健派のイスラム教徒と、世俗派のイスラム教徒です。 穏健派としてこうした番組に出演…

ヨーロッパの難民問題

ヨーロッパに移住する『難民』の報道を不審に思われる方は多いでしょう。 実はヨーロッパが受け入れている『難民』の殆どは若い男性であって、殆どの『難民』はシリア出身でもありません。 ISISの脅威が叫ばれ、イラクやシリアの少数民族であるヤディジ人・…

『イスラム国』を『イスラム』と呼ばない左翼の愚

『ISIS』、『ISIL』、『Daesh』、 『イスラミック・ステート(イスラム国)』といった具合に、呼び方はそれぞれの政治意識によって違うようですが、同じ組織を指します。 ところが、オバマ大統領、ケリー国務長官らは、どうしても『イスラム』という名前をこ…

アフガニスタンの幼児性的虐待と米兵のジレンマ

以下、ニューヨーク・タイムズ記事抜粋 ---------- カブール、アフガニスタン...... グレゴリー・バックリーが家にかけた最後の電話で、彼は父親に彼を悩ませている件について話しを始めた。南アフガニスタンに駐屯している彼の部隊から、彼はアフガニスタン…

イスラム教徒の比率と、地域社会のイスラム化、また脅威の増加比率

移民として移住して来たイスラム教徒の比率と、地域社会のイスラム化、また脅威の増加の調査結果が、ピーター・ハモンド氏によって纏められています。 www.youtube.com それによれば、イスラム教徒の人口が2%以下の少数派である限り、彼らは『平和を愛する…

オバマ大統領、グアンタナモ収容所閉鎖についての記者会見

オバマ大統領は火曜日、テロリストが収容されているキューバの米海軍基地内のグアンタナモ収容所を閉鎖する計画を、4つのプランを説明しながら記者会見しました。この計画は2008年のオバマ大統領当選翌日から主張されていたオバマ大統領の政策です。 4つのプ…

オスマン帝国とヨーロッパ

イスラム教徒とヨーロッパのキリスト教徒との間の諍いの歴史は古く、イスラム教が誕生した6,7世紀にはじまったと言えます。イスラム教が誕生して以来、17世紀に到るまで、優勢を誇っていたのはイスラム教徒側でした。 オスマン・トルコ帝国のイスラム教徒は…

若者が過激派に加わる理由

www.youtube.com ジハーディ・ジョンと呼ばれたISISのメンバー、「モハメド・エムワジ」が、クウェート出身のイギリス人であることは知られています。彼はイギリスで教育を受け、ウェストミンスター大学を卒業しています。 実はヨーロッパやアメリカ、アジア…

イラク戦争の是非 (2) 「大量破壊兵器はあったか」

結論から言えば、大量破壊兵器は当然ありました。現在、イラクで勢力を広げるISISが、マスダード・ガスなどをクルド人勢力に対して使用している事も明らかになっています。 Exclusive: Samples confirm Islamic State used mustard gas in Iraq - diplomat |…

イラク戦争の是非 (1) 「ブッシュ大統領は嘘をついたか」

2月13日夜の共和党討論会において、ドナルド・トランプ氏が「ブッシュ大統領は国民に嘘をついてイラク戦争を始めた』とジョージ・W・ブッシュ前大統領を糾弾したばかりですが、このような『ブッシュが嘘をついた』という非難は、事実であるかのように未だ主…

『不自然な国境線』? (1)

中東の内戦、テロの原因を説明するのに、なんとか欧米に責任を求める論として『中東に不自然な国境を引いたのは欧米ではないか』という説①がありますが、これはいくつかの点から見て、事実に基づいていません。 まず第一に、『欧米』というからには、アメリ…

『不自然な国境線』? (2)

イギリス、並びフランス、ロシアが国境線を引いたのは、中東と言ってもオスマン・トルコ帝国の支配下にあった地域で、この地域を欧米が植民地化した事実はありません。 国境を引かなければいけなかった理由は、オスマン・トルコ帝国の崩壊があります。トルコ…

真のイスラム教と『穏健』

誰が「イスラム教(徒)」かという問題を考えるには、イスラム教の二大派閥であるシーア派とスンニ派の関係を見るべきだと思います。世界の全イスラム教徒 の85%から90%を占めると言われているこの二大派閥は、お互いのことをイスラム教を冒涜する『異端者…

イスラム教徒が『非イスラム教徒』を裏切る時、

ISがイラクやシリアの街々を占領し始めると、それまで平和に共存していたイスラム教徒とキリスト教徒の関係が変わる事を、難民となった多くのキリスト教徒らが証言しています。 以下、中東学の専門家であるレイモンド・イブライム教授の記事和訳です。 -----…

イスラム教 101

イスラム教にも多くの宗派があり、代表的なものとしてはシーア派とスンニ派がありますが、対立の原因となっているのは、誰がイスラム教(モハメッド)の正統的な後継者となり得るかという考え方の違いで、教えやその解釈については同意しています。イ スラム教…

イスラム教過激派と、平和を愛する穏健派との違い ---スレイヤ・スィミ・ラーマンの場合

異教徒を殺害するイスラム教過激派と、平和を愛する穏健派との違いは何なのか…という疑問は、多くの人々が感じる事ですが、この疑問に頭を悩ませる穏健派イスラム教徒もいるようです。 イスラム教過激派によるテロや虐殺がのニュースを受けて、そうした疑問…